1996年に初代『バイオハザード』が発売されてから、シリーズは30年近くにわたって進化を続けてきました。サバイバルホラーの元祖として、グラフィックやゲームデザインだけでなく、「ホラー表現そのもの」の在り方にも大きな影響を与えています。
一方で、日本国内ではコンピュータエンターテインメントレーティング機構(CERO)による表現規制の影響を強く受けてきたシリーズでもあります。技術が進歩し、描写がリアルになればなるほど、「日本版だけ表現が違う」という事態が増えていきました。
本記事では、バイオハザードシリーズの歴史と、日本における表現規制の変遷を振り返りつつ、近年のリメイク作品や次回作『バイオハザード レクイエム』の時代に向けて、何が変わり、何が変わっていないのかを整理していきます。
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